桃の節句の意味や祝い方女の子が生まれたら知っておきたいこと
女の子が生まれたら誕生日の次に大きなイベントである桃の節句。
せっかくなので、この機会に桃の節句についてきちんと勉強してみませんか?
桃の節句の意味や祝い方などをご紹介します。
桃の節句の意味
桃の節句とは、いわゆるひな祭りのことをいいます。
一年の節目となる節句の一つで、川で身を清める禊の習慣が平安時代の日本に伝わったと言われており、
これが後の流し雛(川に人形を流して厄災を祓う)の風習となりました。
京の貴族階級の子女がしていた人形遊びと流し雛の風習が合わさって
現在のひな祭りの原型となったのです。
桃の節句を祝うには
桃の節句では、中国では桃の花を飾り、桃花酒や白酒と草餅でお祝いするのが風習とされていますが、
香りの強い桃花酒や白酒を飲むことで病を退け、若さを保てるといわれているそうです。
一方、日本でよくみられるのは甘酒や草餅、桜餅、
はまぐりのお吸い物とちらし寿司にひなあられ、菱餅ではないでしょうか。
それぞれに意味がありますが、特にはまぐりには、幸せな夫婦になれるようにとの願いが込められているそうです。
はまぐりは、一対の貝殻が離れても、ほかに合う貝殻が絶対にないといわれているので、
そこから貞操のシンボルとされたようです。
もう一つ、欠かせないのがひな人形ですね。
最近は違ってきているようですが、
昔からひな人形は母方の実家が贈るのが習わしでした。
また、ひな人形はその子の厄払いを行ってくれる人型でもありますので、
親子で引き継がずに産まれた子だけのためにひな人形を用意してあげてくださいね。
桃の節句にふさわしい料理
桃の節句で是非用意したい料理は、前述のとおりちらし寿司とはまぐりのお吸い物、和菓子(菱餅やひなあられ)です。
それぞれに意味があるようですが、
特にはまぐりには、幸せな夫婦になれるようにとの願いが込められているそうです。
はまぐりは、一対の貝殻が離れても、ほかに合う貝殻が絶対にないといわれているので、
そこから貞操のシンボルとされたようです。
子供の幸せを祈る、両親の気持ちが込められているのですね。
まとめ
ひな人形も、昔のような段飾りではなく、
少数精鋭(お内裏様、お雛様、三人官女や五人囃子くらいまででしょうか)の飾りが増えてきましたね。
現代の狭い核家族の家庭では仕方ない事です。
そうやってどんどん現代化していくのでしょうが、
出来れば昔の姿を残しつつ、こういった行事を続けて
子供にも引き継ぐことが出来たらいいなと思います。
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