浴衣デビューに必要なもの:下駄編

スポンサードリンク

浴衣デビューのためにそろえたもの。次は下駄でした。

下駄は店頭で見る限り、どうやら安いものから高いものまでピンきりだという感じでしたね。

店先で下駄を見ながらうろうろしていると店員さんが声をかけてくれます。

ですが、自分から質問ができない小心者なので気になっていることは結局聞けず、疑問に思ったまま数店舗を渡り歩きました。

値段もそうですが、気に入った柄の下駄に出会えなかったのも正直なところ。

少々高くても気に入ったものがほしかったのですが、その少々高いものでさえ気に入るものに出会えなかったんです。

どうせここも同じなんだろうという気持ちを持ったまま最後の店にたどり着きました。

そこは下駄の専門店でした。

HPもたいしたものはなく、おそらく携帯サイトかなにかだろうと思われる、正直言ってセンスのいいサイトには見えませんでした。

でももうそこ以外は近くにはなかったのでダメ元で寄ってみたんです。

そしたらやっぱり店頭には安い下駄が並んでいました。

でも店内にはきれいな下駄がいくつも並んでいます。

もしかしたらここには気に入るものがあるかもしれないと思って店内に入ってみると、下駄だけでなく、着物の草履も並んでいました。

さすが専門店と思える品揃えに素人ながら見えました。

少し眺めていると店主が声をかけてきました。

店主はちょうど下駄に鼻緒をすげているところでした。

ここの店は下駄の木の部分と鼻緒を気に入ったもの同士合わせて作ってくれる店と店主が説明してくれ、私は背が高めだからあまり分厚くないものがいいね、サイズは普通かなと、選ぶポイントまで教えてくれました。

はっきりいって今までの店ではそんなこと一言も出てきませんでした。

思えばこのあたりからもうここで購入することに決めていたのかも知れませんね。

店主の下駄についての話をあれこれと聞いているうちにおかみさんも登場し、三人であれやこれやと商品選びが始まり、鼻緒も気に入ったものがあったので結局こちらでお願いすることに。

店頭にあった安い下駄の数倍はする値段でしたが、つくりが違うと店主が力説していたのでこれでよかったんでしょう。

最近は少々高くても長く使えるしっかりしたものを選ぶようになっていたので、下駄も同じように選んだのでしょう。

これでもう数年は大丈夫かと思います。

鼻緒が切れても直してくれると言っていただけたので、そこも安心です。

スポンサードリンク

Leave a comment

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です